立会外分売でツナグ・ソリューションズ(6551)が100株だけ当たりました。

ひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークスが買っている銘柄だということもあり、追加で少し買いました。

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企業概要

【URL】https://www.tsunagu.co.jp/
【決算】9月
【設立】2007.2
【上場】2017.6
【特色】アルバイト・パートに特化した採用活動代行サービスが主力。ニッチ分野の求人サイトも運営
【連結事業】人材サービス69(3)、メディアサービス19(11)、リテールサービス12(-2) <17・9>
【買収関連費】採用支援の伸長続き、買収子会社上乗せ。求人広告は好採算の新サービスが倍増の勢い。家賃増でもシステム稼働効き下期にかけ業務効率化。ただ、のれん償却費もあり前号比営業増益幅やや縮小。
【エリア拡大】17年末、東北地盤の派遣会社を完全子会社化。地方都市で高まる直接派遣要望に応える狙い。ビッグデータ用いた求人サービスがバイト領域まで拡大中。
【業種】 他産業サービス・製品 時価総額順位 133/214社
【本社】100-0006東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル TEL050-3816-5566
【支社】大阪,仙台,名古屋,有楽町
【従業員】<17.12>連304名 単197名(31.0歳)[年]414万円

投資判断

【買い】

PSRは割安、PERで倍は割安ではないが、今後規模化による外注コスト内製化で利益率改善が進めば適正水準となるのではないか。

競合との関係性が微妙だが、下値ラインのチャート形状と、東証一部昇格を目指しての立会外分売ということで、今後株式分割の可能性も考えて買い判断。

企業分析

市場

パート・アルバイトの市場に特化。

今後雇用の流動化が進むと予測される中、パート・アルバイト専門というのは良い目の付け所だと思います。

パート・アルバイト採用メディア 市場規模

競合

採用代行という領域での競合はエン・ジャパンやパーソルなどの大手から中小まで無数に存在。

その中で媒体を持っていないという中立の立場がどれほど評価されるか、パート・アルバイトに特化という領域の成長率が競争を無効化するほどあるかどうか。

採用代行(RPO)とは?メリットデメリット、採用代行会社の総比較

自社

経営者

米田光宏 62万株(25.6%) (株)米田事務所 28万株(11.7%)

ツナグソリューションズ 米田光宏

1969年生 大阪府出身。関西学院大学経済学部卒業後、株式会社リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)入社。 主にマーケティングや商品開発、組織コンサルティング業務を担当。一貫してアルバイト・パート採用領域に関わる。 株式会社リクルート首都圏FMカンパニー企画室長を経て、2007年株式会社ツナグ・ソリューションズ設立。 同社代表取締役社長就任。

リクルート出身者の米田社長が創業経営者で、リクルート時代からパート・アルバイト領域の採用を専門にしていたとのこと。

事業内容

人材サービス事業

RPO=採用活動代行事業、アルバイト・パート採用を主とした採用代行サービス・ほか業務代行サービス。

売上構成比64%

メディアサービス事業

shotworksやシフトワークスといった成功報酬型課金モデルを主とした求人情報メディアの企画・運営。

売上構成比26%

リテールサービス事業

研修店舗としてやマーケティング活動としてのコンビニ店舗経営。

売上構成比11%

業績

ツナグソリューションズ 業績推移

売上高、営業利益の成長率は20%の実績。

今は利益率が低いが、規模拡大とともに外注費の内製化の動きもあり、利益率向上も見込める。

競争優位

大口クライアントを取り集めた大量発注により各媒体への価格交渉力が強くなる。

経験効果による採用ノウハウやビッグデータ蓄積で高い求人効果を提供できる。

好景気には採用効果を高めるニーズ、不景気には採用コストの効率化ニーズや過多な応募者への対応ニーズがあり、景気の浮き沈みに関わらず必要とされるサービス。

事業運営上のリスク

店舗数30店舗以上の大口企業に対してサービスを提供しているので、セブンイレブンやユニクロといった大口顧客が離反したときには大きな減収要因になるのでは。

成長戦略

ツナグソリューションズ 成長戦略

採用活動代行業務の拡販。

ツナグソリューションズ 成長戦略

採用代行をしている企業へのクロスセルで派遣や教育研修。

ツナグソリューションズ 成長戦略

メディアサービスの展開。

ツナグソリューションズ 成長戦略

企業分析レポート

社員・元社員の口コミ

ポジティブ

・アルバイト・パートを専門領域として競合も少なく、非正規社員が増えていることから今後もニーズが伸び続ける業界である。(2015年)
・自由な発想などを謳っているのは素晴らしい。また、ニッチな部分を担う会社なので、荒さは目立っても指摘されにくい(2017)。
・社長は魅力的。いつも、社員を気遣い道を示してくれる。経営層はなんとも言えないが、社長は別格。カリスマ性がある。年に2回メンバーは社長と面談する機会があり、直に社長と話せる機会は緊張するがモチベーションアップにつながる(2016年)。
・業務の細かいスキル設定、業務以外でのホスピタリティ、新人さんへの教育ができるかどうかなど、段階を踏んできっちりと評価される(2015年)。
・売り手市場で求人の需要が増えていることから、そういったアルバイトやパートタイマーを求める企業が増えてきているように思われる。特に小売・流通業に関しては、こうした人材の確保が重要になってくるので、最近では求人の需要をより感じられる(2015年)。

同社が行っている事業に対するニーズは口コミからも読み取れる。

ネガティブ

・業務量と給与のバランスが悪く、正直仕事へのモチベーションが低いスタッフが多い。(2013年)
・契約社員はボーナスなし。決算賞与のようなものはあるが寸志程度(2017年)。
・給与水準が低い。仕事や社風に不満はないが、給与に不満があり退職する、という社員が多い(2016年)。
・会社の業績が上がっているのに、ほとんど還元されないため、まったくベンチャー感が感じられない。しかし、管理職以上の給料はまぁまぁ上がる(2016年)。
・社員教育が出来ない。忙しすぎて回らなかったり、システム等の入力作業も誰も理解していない(2017年)。

「業務量多いけど給料安い」というものが多い。
安い給料でたくさん働かせられるということは、投資家から見たら短期的には良いかもしれないが、長期的には継続的な成長性という点で懸念が残る。

株価に影響を与える要因

株価情報

2018年4月22日時点

株価:1327円
出来高:32800
予測EPS:21.9
PER:61倍
PSR:1.14倍
時価総額:96.97億円

需給

発行済み株式数:7306(千株)
浮動株数:1775(千株)
信用買い残:386000株
信用売り残:株
賃借倍率:-倍

大口の買い

レオス・キャピタルワークスの報告義務発生日は、2017年7月14日(6.71%)と10月13日(7.81%)。きっと初値でも買っていると思うので、平均取得単価は1500円~1550円くらいかと。

レオスキャピタルワークス ツナグソリューションズ 大量保有

大口投資家による大量保有報告書から株価上昇を予測する方法

売買計画

エントリーポイント

1210円。

立会外分売で100株、前回安値付近で追加購入。

サポートラインだった1400円付近がレジスタンスラインになっているので、ここを上に抜けてきたら上昇トレンド入りも考えられる。

ツナグソリューションズ 株価チャート

1 利食いポイント

2300円。

上場来高値を当面の目標株価とする。

2 損切りポイント

1100円。

前回安値を明確に割ったら下落トレンドと判断して損切り。

その後の進捗

7月11日に東証一部昇格を発表するも材料出尽くしでマイ転。

レオスの利食いはまだ確認できていないが、しばらくレンジで動きそうなので7月17日に利食い。

買値:1210円
売値:1633円
損益率:+34.9%
保有期間:131日

ツナグソリューションズ 株価推移

株価推移

時点

株価:円
出来高:
予測EPS:
PER:倍
PSR:倍
時価総額:億円

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