スイスの投資家マックスギュンターが、著書『マネーの公理』の中でこんな言葉を紹介しています。

「給与で金持ちになった人はいない」

これは第二次世界大戦後にウォール街に集結し、株式市場や商品取引に参加したスイス人投機家たちのクラブの人たちが共有していた信念です。

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「給与で金持ちになれない」とは

例えば、月収100万で年収1200万の人がいたとします。世の中で月収100万円と言えばかなりの高給取りに分類されます。

この場合税金や保険を引いた手取り金額は約850万程度です。

贅沢せず月に40万円強、年間500万で生活したとして1年で貯金350万円、10年働いても3500万円、30年働いてようやく1億500万円です。

1億円あれば普通に老後を暮らしていくことはできると思いますが、豊かにお金を気にせずというわけにはいきません。

しかも 年収ラボ によると、平成26年度、全給与所得者に対する年収1,000万円以上の割合は、男女計で4.1%、男性で6.6%、女性で0.7%、だそうです。

億万長者になる方法

ではどうすれば豊かにお金を気にせず生きていくだけのお金を得ることが出来るのでしょうか。

リスクを取って投資をする

これは先日社内研修の閑話休題で投資の話をした時に作った資料で、最初の出資金500万円から事業を成長させてEXITし、1億を超える資産を得るプロセスを表しています。

投資をするということは

これは自分自身の事業に投資する例ですが、株式投資も誰かがやっている事業に出資することでその一部を保有し、利益配当を受け取り、最後に売却して利益を確定するという意味では投資として共通する部分があります。

自分の事業に投資し、オーナー兼従業員として働いた場合は配当や売却益の他に給料も得られます。

起業であれ株式投資であれ、いずれにしても自らお金を失うリスクをとってお金を動かした人だけが億万長者になれるということです。

マネーの公理

イギリスで1976年に出版され、ウォール街で密かにロングセラーになっている「投機の教科書」です。

かつて金融界でその名を知られたスイスの金融マフィア「チューリッヒの小鬼たち」による儲けの掟を、「チューリッヒの小鬼」の1人を父に持つマックスギュンターが初めて明文化しました。

株式投資だけでなく、人生をどう生きていくかという哲学を学べる良書です。

マネーの公理

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